六畳間の大冒険。ほぼ引きこもりのアラ還を救う「読書」という逃避行

自己啓発・習慣
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こんにちは。
「アラ還個人事業主のほぼ引きこもり日記」の雅栄(がえい)です。

前回は、私のほぼ引きこもり生活を支えているYouTubeについて書きました。
仕事以外の時間の八割を占める、あの頼もしい相棒です。

さて今回は、残りの二割。
静かで、地味で、でも確実に私を助けてくれている時間――
読書についてのお話です。

YouTubeほど長い時間を費やすわけではありません。
それでも、読書は私にとって、別の意味で欠かせない存在です。
六畳間にいながら、遠くへ行ける。
しかも、交通費はいりません。

読書は「知的な逃避行」

ほぼ引きこもりの生活をしていると、行動範囲はどうしても狭くなります。
昨日も今日も、見える景色はほとんど同じ。

そんな私にとって、読書はいちばん手軽な脱出装置です。

ページを一枚めくるだけで、
知らない世界、知らない考え方、知らない人生に出会える。
これは、なかなかお得な体験だと思っています。

読書をする理由は、いくつかあります。

  • 知らないことを知るのが、単純に楽しい
  • 自分の考え方を、こっそり点検できる
  • 何より、現実から少しだけ離れられる

YouTubeが「ながら見」で世界とつながる時間だとすれば、
読書は腰を落ち着けて、自分の内側へ潜っていく時間。
役割はまったく違います。

私の本棚は、やや偏っている

読む本の傾向は、正直に言って少し偏っています。
YouTubeで見ているジャンルと、わりと似ています。

自己啓発、スピリチュアル、宇宙、深海――
どうやら私は、「壮大で、ちょっと現実離れしたもの」に弱いようです。

気分が落ち込んだときは、
メンタル系やスピリチュアルの本を手に取ります。
読むだけで、何かが劇的に変わるわけではありませんが、
「まあ、今日はこれでいいか」と思える程度には効きます。

宇宙や深海の本を読むと、
自分の悩みが急に小さくなります。
というより、「どうでもよくなる」と言ったほうが正確かもしれません。

六畳間で悩んでいる自分と、
何億光年も先の宇宙を同時に考える――
なかなかシュールですが、これはこれで悪くありません。

読書がくれるのは「静かな平穏」

読書で得られるのは、知識だけではありません。

壮大なテーマに触れると、
人間の悩みなんて案外たいしたことがない、と感じられます。

自己啓発の本からは、
「完璧じゃなくていい」という言い訳――
いや、安心材料をもらえることもあります。

難しい読み方をする必要はありません。
気になったところだけ拾い読みでもいい。
途中でやめても、誰にも怒られません。

ほぼ引きこもりで、家にいる時間が長いなら、
読書はこれ以上ないほど、相性のいい趣味だと思います。

「こんな私でも、何とか今日も生きている。」

六畳間の片隅でページをめくりながら、
私の小さな冒険は、今日も静かに続いています。

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