
こんにちは!
「アラ還個人事業主のほぼ引きこもり日記」の雅栄です。
このブログでは、私のほぼ引きこもりというリアルな日常や、これまでの経験についてお話ししています。以前、私がサラリーマンを辞めて個人事業主になった理由についても少し触れましたが、今回は、その独立という選択について、もう少し掘り下げてお話ししたいと思います。
もしあなたが今、会社の机に向かいながら、あるいは自宅で一人の時間を過ごしながら、
「このままでいいのだろうか…」
「定年まで今の働き方を続けられるだろうか…」
「一度きりの人生、何かを変えたいけれど、もうこの歳だし不安だな…」
と感じている、アラ還世代の独身サラリーマン、あるいはウーマンの方だとしたら、今日のこの記事は、そんなあなたに届けたいと思っています。
私がサラリーマンを辞め、個人事業主になったのは54歳、今から3年前のことです。もちろん、独立を考えるにあたって、たくさんの不安がありました。収入は安定するのか? 仕事は自分で取ってこられるのか? 社会との繋がりはなくなるのか?
でも、最終的に私が選んだのは、不安よりも自由でした。
私が独立して得た、かけがえのない「自由」

サラリーマンを辞めて個人事業主になった一番の理由。それは、組織の中で働くことがあまりにも苦痛だったからです。自分のペースで仕事ができない、煩わしい人間関係、そして常に営業ノルマに追われる日々…。あの頃の息苦しさは、今でも鮮明に覚えています。
一度きりの人生、このまま後悔したくない。そう強く思い、私は組織を飛び出す決意をしました。
そして、個人事業主になった私が手にしたもの。それは、何よりも時間と心の自由でした。
- 時間の自由: 朝起きる時間も、仕事をする時間も、休憩する時間も、そして寝る時間も、自分で決めることができます。通勤電車に乗る必要もありません。私の場合はほぼ引きこもりというスタイルを選び、自宅を仕事場にしていますが、どこで働くかも自由です。この「自分で時間をコントロールできる」という感覚は、想像以上に心を軽くしてくれます。
- ストレスからの解放: 組織のしがらみ、理不尽な人間関係、そして常に評価されるプレッシャーから解放されました。コミュニケーションの機会は減りましたが、私のような人見知り・コミュ障にとっては、これがむしろストレス激減に繋がりました。営業ノルマに追いかけられることもありません。
- 自分で決める自由: 仕事の内容や、誰と仕事をするか、そして自分の働き方全てを自分で決めることができます。もちろん、その決断には責任が伴いますが、自分でコントロールできるという感覚は、大きなやりがいにも繋がります。
もちろん、独立は良いことばかりではありません。収入が不安定ですし、全てのことを自分でやらなければならない大変さもあります。私の場合は、先延ばし癖という厄介な自分自身の性質とも、より真剣に向き合わなければならなくなりました。業績が低位安定しているという現実もあります。
それでも、私は「自由」を選んで良かったと思う
大変なこともありますが、それでも私は、あの時、自由を選んで、本当に良かったと思っています。
あの頃感じていた、組織に縛られることによる心の消耗、そして「このままでいいのか」という後悔の念。それらがなくなった今、たとえ収入が以前より少なくても、私の心は穏やかで、満たされていると感じる時間が増えました。
私のほぼ引きこもり生活の中で見つけた、断酒による心の平穏、ささやかな健康習慣、そしてYouTubeや読書といった趣味の世界。これらは全て、この自由を手に入れたからこそ、大切にできているものです。

「こんな私」でも、何とかなる
私は決して、独立して大成功を収めたような人間ではありません。むしろ、不器用で、悩みも多く、世間の成功者とはかけ離れた存在です。
でも、そんなこんな私でも、組織を飛び出し、自分の力で仕事を見つけ、自分のペースで働き、そして「何とか今日も生きている」。
私がこのブログを通して、あなたに一番伝えたかったメッセージの一つは、まさにこの事実です。
もしあなたが今、独立したいけれど不安で一歩踏み出せないでいるとしたら。あるいは、「自分にはそんなこと無理だ」と思い込んでいるとしたら。
私のこのブログが、「ああ、こんな男でもやれているんだから、もしかしたら自分にもできるかもしれない」と、あなたの心を少しでも軽くしたり、勇気を与えたりするきっかけになれば、本当に嬉しいです。
完璧な人生を目指す必要はありません。世間の価値観に無理に自分を合わせる必要もありません。あなたのペースで、あなたの心地よい場所で、あなたの感じるささやかな幸せを大切にしながら生きていく。それが、何よりも大切なことだと、私は経験から学びました。
このブログでは、これからも私のほぼ引きこもり生活の様々な側面について、リアルに発信していきます。独立を考える上での情報や、日々の小さな気づきについてもお届けできればと思います。