こんにちは。
「アラ還個人事業主のほぼ引きこもり日記」の雅栄(がえい)です。
このブログでは、アラ還の個人事業主である私が、ほぼ引きこもりのような生活を送りながら、日々考えていることや感じたことを書いています。
自宅にいる時間が長い生活では、
「何をするか」よりも、「どんな環境で過ごすか」が、思っている以上に重要になります。
空気、光、机の位置。
そして、気づくと、いつもそこにあるもの。
それが、音でした。
YouTubeの“ながら見”とは、少し違う話
普段は、YouTubeを流しっぱなしにしていることも多いです。
雑談動画や解説動画を、半分聞き流しながら仕事をする。
これも、ほぼ引きこもり生活には欠かせない習慣です。
ただ、今日の話はそれとは少し違います。
画面を見ない。内容を追わない。
ただ、流れているだけの音。
つまり、BGMとしての音楽の話です。
最近のお気に入りは、ジャズピアノ
最近、作業中によく流しているのは、ジャズピアノです。
特別に探したわけでもなく、気がつくと、そうなっていました。
YouTubeは動画サイトですが、
探してみると、BGMや環境音の宝庫でもあります。
その中で、最近の私が自然と選んでいるのが、
ジャズピアノのプレイリストやライブ配信です。
理由は、はっきりしています。
ちょうどいいのです。何もかもが。
なぜ、ジャズピアノなのか
まず、集中の邪魔をしません。
仕事中やWEBマーケティングの勉強中に流していても、
歌詞がないので、意識を引っ張られることがない。
気がつくと、作業が進んでいます。
音楽のおかげかどうかは、正直よく分かりませんが。
次に、気持ちが落ち着きます。
ジャズピアノの、少し力の抜けた旋律は、
こちらの肩の力まで、ついでに抜いてくれます。
そして何より、音の存在感が絶妙です。
静かすぎると、今度は自分の考え事が騒ぎ出す。
うるさすぎると、疲れる。
ジャズピアノは、そのどちらにも転びません。
六畳の引きこもり空間に、
無駄に考えすぎないための、薄い結界を張ってくれる。
そんな音です。
私の聴き方は、完全にながら聴き
音楽は、鑑賞するものというより、
生活の背景にそっと置いておくもの。
仕事をしながら。
本を読みながら。
カフェインレスコーヒーを飲みながら。
気がつくと、ピアノの音が流れている。
止まっていても、特に困らない。
でも、あると少し安心する。
私にとってのジャズピアノは、
そのくらいの距離感です。
単調な日々に、静かなリズムを
ほぼ引きこもりの生活は、どうしても単調になります。
曜日の感覚も、時間の区切りも、曖昧になります。
そんな日常に、
ジャズピアノは派手ではありませんが、確実にリズムを与えてくれます。
劇的に人生が変わるわけでもなく、
仕事が急に捗るわけでもありません。
それでも、
「今日も一日、なんとか終わったな」
そう思える要素が、一つ増える。
それだけで、十分なのかもしれません。
音楽が、生活に残すもの
私にとって、ジャズピアノは単なるBGMではありません。
集中力を支え、
気持ちを落ち着かせ、
ほぼ引きこもりの毎日に、リズムを与えてくれる存在です。
特別な出来事は起きません。
ただ、今日も同じような一日が過ぎていく。
その背景で、
ピアノの音だけが、淡々と流れている。
今のところ、それで困ることはなさそうです。

