こんにちは。
「アラ還個人事業主のほぼ引きこもり日記」の雅栄(がえい)です。
前回の記事では、私の長年の友人とも言える「先延ばし癖」について書きました。
完全に克服したわけではありませんが、まあ、それなりに折り合いをつけて暮らしています。
さて、ほぼ引きこもり生活を送る私にも、毎日きちんと訪れる出来事があります。
それは、逃げようのない現実――そう、食事です。
しかも私の場合、そのほとんどがぼっち飯。
昼は一人。
ほぼ確実に一人。
(夜は母の手料理をありがたくいただいています。母ちゃん、いつもありがとう)
「ぼっち飯」と聞くと、どこか寂しそうな響きがあるかもしれません。
ですが、今の私にとっては、これはごく普通の日常であり、
むしろ一日の中でいちばん気楽な時間だったりします。
今回は、そんな私の昼食事情と、ささやかな“儀式”のお話です。
毎日の「買い出し」が、生活のリズムを作る
私の昼食は、毎日の買い出しから始まります。
「毎日行くの? 面倒じゃない?」
よく聞かれそうですが、これが意外と悪くありません。
その日の昼に食べる分だけ買う。
ついでに往復30分ほど歩く。
コンビニの棚を眺めながら、「今日はこれにしておくか」と考える。
この一連の流れが、私の生活リズムそのものになっています。
30円引きのシールを見つけた日は、それだけで少し得をした気分になります。
昼は惣菜パン。ときどき、ちくわの磯辺揚げ
朝食は16時間断食で抜いているので、食事は昼と夜の二回。
昼は、ほぼ例外なく惣菜パンか菓子パンです。
休日はカップラーメンに、白身魚のフライやちくわの磯辺揚げ。
特別な工夫はありません。
温めることすら、しない日もあります。
夜は母の料理。
昼は手抜き、夜はしっかり。
このバランスで、今のところ体は文句を言ってきません。
ぼっち飯の相棒は「都市伝説」と「積読」
一人で食べる昼食には、誰にも邪魔されない特権があります。
私の相棒は、YouTubeと本。
都市伝説や宇宙の話を流しながら、パンをかじる。
あるいは、積んだままになっていた本をぱらぱらとめくる。
正直に言えば、
食事より画面の方に集中している時間の方が長いかもしれません。
でも、それでいいんです。
この時間は、誰のためでもない、自分のための休憩時間なのですから。
「ぼっち飯」を、ちょっとした贅沢にする
一人で食べる食事は、確かに静かです。
でも見方を変えれば、
・好きなものだけ食べられる
・好きなものを見ながら食べられる
・好きなペースで終われる
こんな自由な時間でもあります。
ぼっち飯は、寂しい時間ではなく、
気を使わなくていい、贅沢な時間なのかもしれません。
「こんな私でも、何とか今日も生きている。」
惣菜パンと都市伝説に支えられた昼食は、
そんな私の日常を、静かに支えてくれる大切な儀式です。


