静かな部屋は、なぜか騒がしい――アラ還男と「音」という名の見えない同居人

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こんにちは。
「アラ還個人事業主のほぼ引きこもり日記」の雅栄(がえい)です。

私は一日の大半を、自宅という小さなシェルターで過ごしています。
外から見れば静かな部屋です。けれど実際に暮らしてみると、静寂というものは、ときどき妙にうるさい。

時計の針の音。冷蔵庫のかすかな唸り。
そして何より、自分の頭の中の声。

放っておくと、あれこれと余計なことまで考え始めるのが、私という人間の厄介なところです。

そんな私を救ってくれるのが、「音」でした。

ジャズピアノという、ささやかな防波堤

仕事に取りかかるとき、私はYouTubeでジャズピアノを流します。
別にお洒落な人間になりたいわけではありません。ただ、静まりかえった部屋に一人きりでいると、自分の思考が暴走しやすいのです。

「うまくいくだろうか」
「やっぱり後回しにしようか」

そんな囁きが頭の中で増幅していく。

ところが、軽やかなピアノの旋律が流れ始めると、不思議と心が落ち着きます。
音楽が、私の内側にあるざわめきを、そっと包み込んでくれるようなのです。

外へ出れば、沢端川のせせらぎや、小鳥の声。
あれもまた、私の気持ちを整えてくれる名脇役です。

どうやら私は、「無音」よりも「優しい音」に囲まれているほうが、ちゃんと働けるらしいのです。

なぜ音は、こんなにも効くのだろう

ある日、ふと考えました。

どうして音は、こんなにも心に影響するのだろう、と。

焚き火のパチパチという音を聞くと安心するのはなぜか。
カフェのBGMが、なぜか集中力を上げてくれるのはなぜか。
逆に、突然の大きな物音には、どうしてあんなに肩が跳ねるのか。

もしかすると、人間は思っている以上に「音」でできているのかもしれません。

専門家の難しい理論までは分かりませんが、どうやらリズムや周波数が脳に影響を与えるらしい。
そう聞くだけで、私の中の好奇心がむくりと起き上がります。

理屈を知りたいというより、「自分に合う音の処方箋」を見つけたいのです。

音は、目に見えない同居人

家具は買えばそこにあります。
掃除をすれば、目に見えてきれいになります。

けれど音は、姿がありません。
なのに、部屋の雰囲気をいとも簡単に変えてしまう。

考えてみれば、音はもう一人の同居人のような存在です。
無口で、文句も言わず、ただ空間を満たしてくれる。

最近の私は、自分の機嫌を自分で取る方法を、少しずつ覚え始めました。
アロマを焚いたり、観葉植物を置いたり。そして、音を選んだり。

ほんの少し環境を整えるだけで、心は案外素直に応えてくれるものです。

🔑 静寂を味方にするということ

静かな部屋が怖かった時期もありました。
けれど今は、完全な無音ではなく、「やわらかな音」で満たすことで、静寂と仲直りできている気がします。

音は目に見えません。
けれど確かに、私を支えてくれている。

「こんな私でも、何とか今日も生きている。」

今日もまた、ジャズピアノを小さく流しながら、キーボードを叩いています。
この見えない相棒と一緒に。

静かな部屋は、もうそれほど騒がしくありません。

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