お酒を手放して4年2ヶ月。アラ還ワーカーが「ストゼロ」の代わりに手に入れた、静かでクリアな新世界

生き方・ライフスタイル
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こんにちは。
優しい光が差し込む部屋で、冷たい炭酸水を喉に流し込みながら、心穏やかな朝を迎えている、雅栄(がえい)です。

前回の記事では、かつて組織で「給料泥棒」と自嘲していた私が、59歳で「会社の社長」という看板を掲げることへの矛盾と、その裏にある本音をお話ししました。

さて、今日はまた少しパーソナルなライフスタイルの話題に戻ります。今日のテーマは、私のこれまでの人生において、最も劇的で、最も「やってよかった」と確信している大きな決断――「断酒」についてです。

「唯一の楽しみ」だったストゼロを、アラ還を前に手放した日

「雅栄さん、お酒は飲まないんですか?」と聞かれることがよくあります。 はい、実は私、2022年4月からお酒を一切口にしていません(厳密に白状すると、一度だけコップ半分のビールを呑んでしまいましたが……)。本日の時点で、断酒期間は4年2ヶ月を迎えました。

もともと、私は大のお酒好きでした。いや、好きというよりは、日々のストレスを忘れるための「唯一の逃げ道」であり、至福のエンタメだったと言ったほうが正確です。 仕事が終われば「とりあえずビール」。休日は罪悪感を消すように、午前中からストロング系の缶チューハイをグビグビと空ける……。思い返せば、脳がアルコールで濁っていない時間の方が少ないくらいの日々でした。

しかし、アラ還という年齢が近づくにつれて、身体が悲鳴を上げ始めました。 抜けない二日酔い、最悪の寝起き、健康診断で見るたびに冷や汗が出る肝機能の数値。そして何より、お酒を飲んでただボーッと記憶をなくしていく時間が、ものすごく恐ろしい「人生の無駄遣い」に思えてきたのです。

「このまま濁った時間のなかで、ただ老いていくだけの人生でいいのか」

そんな漠然とした焦りが限界に達したある日、私のなかで「もう、やめよう」というシンプルな決意が、すとんと腑に落ちました。それが、2022年4月のことでした。

寂しさを超えた先に待っていた、想像以上にクリアな世界

最初の数ヶ月は、正直に言って寂しさとの戦いでした。 「休日の昼間、お酒を飲まないで一体何をすればいいんだ?」「仕事終わりのあの快感がなくなってしまうなんて……」と、ため息をつく日々。

しかし、その寂しさのトンネルを抜けた先に待っていたのは、かつての自分が想像もしなかったほど、圧倒的にクリアで穏やかな世界でした。酒を断ったことで、私の人生には4つの大きな資産が生まれました。

  1. 圧倒的な身体の軽さ: 朝6時前の目覚めが格段に良くなりました。身体がシャキッと冴え渡り、8時半からの「午前中の全集中タイム」へノータイムで突入できる。この活力だけでも、断酒の価値はあります。
  2. 「自分だけの時間」の奪還: 以前なら泥酔して溶けていた夜や休日の時間が、そっくりそのまま自由な時間に変わりました。本を読み、ブログを書き、YouTubeで新しい知識をインプットする。時間が2倍に増えた感覚です。
  3. 無駄な出費のストップ: 毎日の晩酌代、なんとなく行っていた飲み会代。これがゼロになるだけで、年間で浮く金額はかなりのものになります。この資金は、大切な事業資金へと回すことができます。
  4. 凪(なぎ)のようなメンタルの安定: アルコールによって感情のアップダウンを無理やり作ることがなくなったため、心の波が非常に穏やかになりました。些細なことで焦ったり、自己嫌悪に陥ったりすることが劇的に減ったのです。

もちろん、たまに「冷えたビールが美味そうな季節だな」と思う瞬間がゼロではありません。しかし、次の瞬間には「いや、あの翌朝の絶望感と、時間を失う不快感は二度と味わいたくない」と、静かにグラスを置くことができます。

夢への挑戦を底から支える「最強のインフラ」

お酒をやめたことで、私の「楽しみ」のハードルは驚くほど下がり、そして豊かになりました。

ジャズピアノの美しいBGMをバックに、炭酸水やコーヒーを飲みながらYouTubeのお気に入りチャンネルを巡る。朝、澄んだ空気を吸いながら、季節の移り変わりを肌で感じる散歩に出かける。 かつて「酒がなければ人生の楽しみが消える」と怯えていた自分に、「いやいや、その何倍も穏やかで上質な世界が待っているぞ」と肩を叩いて教えてあげたい気持ちです。

私にとって「断酒」という選択は、ただの健康法ではありません。 かつての「給料泥棒」というセルフイメージから脱却し、59歳で「合同会社を設立する」という人生最大の挑戦を、心身の両面から底支えしてくれる、最も頼もしいインフラ(基盤)なのです。

次回は、いよいよ合同会社設立に向けた「具体的な情報収集」のリアルについて。私が今、何を調べ、どんな不安と期待を抱いているのか、泥臭いステップを正直にお届けします。

さて、皆さんはこれまでの人生で、長年続けていたけれど「やめてみたら世界が変わった」という習慣はありますか?

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