還暦、リタイア、新NISA――人生の「出口」を見据えて、私がアクセルを踏んだ理由
こんにちは!
「アラ還個人事業主のほぼ引きこもり日記」の雅栄(がえい)です。
前回の記事では、投資初心者だった私が暴落を愛おしむ境地に至るまでの心の変化をお話ししました。そんな私の投資人生に、2024年、さらなる転機が訪れました。制度の刷新、新NISAの幕開けです。
この新しい波は、私にとって単なる制度の変更ではありませんでした。それは、還暦でのリタイアという密かな夢を現実へと引き寄せる、力強い追い風となったのです。
「コツコツ」から「加速」へ
つみたてNISA時代、私は毎月3万円をコツコツと積み立てていました。けれど新NISAの開始とともに、その額を月10万円へと一気に引き上げました。非課税枠の拡大という恩恵を、今の自分にできる最大限の形で受け取ろうと決めたからです。
選ぶ銘柄にも、少しの変化を加えました。 これまでの鉄板だったインデックスファンドに加え、高配当株ファンドや、成長著しいインド株など、かつての自分なら冒険が過ぎると敬遠していた分野にも、少額ずつ、けれど好奇心を持って手を出しています。 守り一辺倒だった私の投資に、新NISAが心地よい刺激をもたらしてくれました。
「3000万円」という少し高い山
私の今の目標は、還暦を迎えるまでに3,000万円という資産を築くことです。 正直に言えば、あとひと踏ん張りどころかふた踏ん張りは必要かもしれません(笑)。けれど、具体的な数字を掲げることで、日々の仕事や生活にも、これまでとは違う、程よい緊張感とやりがいが生まれています。
アラ還からの資産形成には、特有の武器と弱点があります。 武器は、若い頃に比べれば手元にあるこれまでの蓄えを、ある程度まとまった形で投資へ回せること。 一方で弱点は、何といっても時間が限られていることです。複利の魔法を長く効かせるには、私は少しばかり大人になりすぎてしまいました。
だからこそ、リスクの取り方には人一倍、慎重にならざるを得ません。
迷える私を支える一つの智慧
「もし、出口で嵐が吹いていたら?」
「必要な老後資産が、これで本当に足りるだろうか?」
ふとそんな焦りに襲われるとき、私を支えてくれるのは、資産運用プランナーのカン・チュンドさんの教えです。
私のような、ごく普通のアラ還独身男が、何を信じ、どう備えるべきか。カンさんの言葉は、霧の中にいた私に明確なコンパスを与えてくれました。
本格的に資産運用を学び直したい同世代の方にとって、これほど実践的で、心の安らぎに直結する教えはないと、身をもって感じています。
旅は続く、希望とともに
「こんな私でも、何とか今日も生きている。」
そう呟きながら、私は今日も新NISAという名の舟を漕いでいます。
還暦リタイアという夢は、もはや手の届かない蜃気楼ではありません。経済的な自立を目指し、未来へのかすかな、けれど確かな希望を胸に。私の資産形成という名の旅は、これからも続いていきます。

