コロナ禍で一度は潰えた夢。58歳のアラ還ワーカーが、再び「起業」の火を灯した理由

ビジネス・起業
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こんにちは。
優しい光が差し込む部屋で、過去の挫折と静かに和解している、雅栄(がえい)です。

前回の記事では、私の「城」である6畳の秘密基地からお届けする、午前集中型の1日ルーティンをご紹介しました。お読みいただき、ありがとうございます。

さて、今日は少し時計の針を戻し、私の心の内にある「重いテーマ」に向き合ってみたいと思います。 「名ばかり個人事業主」を卒業し、2027年7月に合同会社を設立する――。そう宣言した私ですが、なぜそこまで「会社を興すこと」にこだわるのか。実はこの夢は、かつて世界を襲ったあの嵐の中で、一度は完全に諦めかけたものだったのです。

2021年7月、パンデミックの嵐に消えた「最初の船出」

今から約5年前、私は長年勤めた会社を辞め、個人事業主となりました。しかし本当の計画は、もっと早く、名実ともに「独立起業」を果たすことでした。具体的には、2021年7月をその Xデーと定めていたのです。

当時の私は、長年の「給料泥棒」という自責の念と、組織での居心地の悪さに限界を迎えており、「とにかく自分の力だけで立って生きていくんだ」という一念で、新しいビジネスの絵図を必死に描いていました。未来への希望に、胸を膨らませていたはずでした。

ところが、ご記憶の通り、2020年から2021年にかけて、新型コロナウイルスという目に見えない脅威が世界中で猛威を振るい始めました。 緊急事態宣言、停滞する経済、不透明すぎる未来。

「何の保証もない状態で、今、本当に会社を飛び出していいのか?」 「もし失敗したら、自分の生活はどうなる?」 独身とはいえ、高齢の親の存在も頭をよぎります。「大人の男として、あまりに無責任な行動ではないか」という不安は日増しに膨らみ、私はついに、夢を1年間先延ばしにする決断を下しました。

そして選んだのが、前職との業務委託契約という「安全策」です。これが、私の「名ばかり個人事業主」としてのプロローグでした。

燻り続けた「本物の独立」という、心のなかの青い炎

あの時の決断は、今振り返っても賢明だったと思っています。そのおかげで生活の基盤は守られ、混乱期を無事に乗り切ることができたのですから。 しかし、安全な温室のなかにいながらも、私の心にはずっと消えないモヤモヤが居座り続けていました。

「これは、本当に私が望んでいた生き方なのか?」 「あの時、勇気が出なかったことを、コロナのせいにしているだけではないか?」

自分の看板を掲げ、本当の意味で『起業家』として世の中に立ちたいという情熱。それは、パンデミックの冷たい嵐の中でも、私の心の奥底で、小さく、けれど確実に、青い火を灯し続けていたのです。 そして、守られた環境で丸4年が過ぎ、5年目の現在地を迎えた今、その燻っていた火が、再び激しい決意となって燃え上がりました。

59歳からのリベンジ。今度こそ、夢を形にするために

2027年7月、59歳で合同会社を設立する。 これは、あの混沌とした時代に一度は手放しかけた夢を、もう一度自分の手で掴み取るための、人生のリベンジ(再挑戦)です。

もちろん、平坦な道ではないことは百も承知です。個人事業主としての4年間、最大の課題であり続けた「新規顧客の開拓」という壁は、会社という法人格になっても形を変えてついて回ります。資金も潤沢ではなく、事業計画もまだ粗削りです。

それでも、私は一歩を踏み出したい。 年齢を言い訳にせず、「本当の独立起業」という長年の夢を、今度こそこの手で形にしたいのです。

このブログは、そんな一人のアラ還男の、綺麗事ではないリアルな奮闘の記録です。

次回は、視点をガラリと変えまして、私のサラリーマン時代の「大いなるしくじり談」について、少し面白おかしく、自虐を交えて語ってみたいと思います。

さて、皆さんの人生の引き出しには、一度は引き受けたはずの「諦めかけた夢」の続きが、眠っていませんか?

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